2010/02/23 (Tue) 11:04
僕は君の片割れで 君は僕の片割れで 二人は一人の人間で 一人は二人の人間で 時に同じ痛みと哀しみを感じてる 時に同じ憎しみと怒りを感じてる 限りあるこの時間の中で 僕等は互いを解り合う 僕はぎゅっと君の手を握り締め 君も僕の手を握り返した 離れてしまわぬようにと願いを込めて手を握る 僕等は互いを理解し合える唯一の存在だから 僕等は互いに依存しあう唯一の生き物だから 僕と君 どちらが欠けても僕等に未来は無い 僕と君 どちらが生きても僕等に幸福は無い 僕等みたいな人間は 依存し合うことでしか生きてゆけないから 別れてしまうなんて あってはならない可能性 僕が死ぬ時 君は死ぬだろう 君が死ぬ時 僕も死ぬだろう 始まりから終わりまで 僕等は同じ道を歩むだろう 僕等は同じ感覚を共有しているから 僕の感覚は君の感覚になり 君の感覚は僕の感覚になる だから僕は君を離せない そして君も僕を離せない 僕と君はいつまでも終わりない夢幻の中で繋がっている
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